PoLS→PoLSoM

(半分ジョークです)
Rubyに対する改善要求の話題。

Rubyに対する提案のうち、PoLSに言及したものの優先度は自動的に下がることになっている。(私じゃない)誰かが自分のバックグラウンドと異なるという理由でどれだけ驚いても責任は持てない。

http://www.rubyist.net/~matz/20070219.html#p06

PoLS(Principle of Least Surprise)ではなく、PoLSoM(Principle of Least Surprise of Matz)(ポルソム)としてはどうか。誤解も減るし。

追記:
anonな方から「既に数年前に通過した場所のようです」とコメントをいただきました。
日本Rubyカンファレンス2006 (4) Matz基調講演

2001年〜2002年前半にかけて使っていた。当初は言語設計のポリシーをよく表していると思った。
でも拡大解釈する人が増えてきた。さまざまなバックグラウンドを持つ人全てを驚かさないのは不可能だ。そこで本来の「Rubyの統一的な世界観に照らして変な挙動をしない」というニュアンスを強調して「Matzの驚き最小の原則」と呼んだこともあった。
でも面倒になって、そもそも使わないようになった。

なるほど。確かにすでに通過した道ですな。ご指摘感謝。